悪魔の翼:スナイプテラ

[プテラノドン種]

ゾイドワイルド:スナイプテラ

発売日:2019年9月28日

価格:3500円(税抜)

NUMBER:ZW29

電池:単4形乾電池1本使用

マシンブラスト:アブソルートショット(絶対狙撃)

 

スナイプテラ

2019年9月28日にタカラトミーから発売されたゾイドワイルドシリーズの「ゾイドワイルド スナイプテラ」は空中からの狙撃を得意とするプテラノドン種の中型ゾイドです。翼を閉じた状態とマシンブラスト時の翼を開いた状態で全く異なる動きになるゾイドで、ゾイドワイルドの可能性を感じるゾイドです。骨格も完全新規のものになっていて、タカラトミーが力を入れて作ったゾイドではないかと思います。デザインもとてもカッコよくお気に入りのゾイドになりました。



▼角度を変えた全体画像です。

スナイプテラは翼を閉じた状態だと手と足を動かしながら前進します。ゾイドワイルドシリーズ初の中型飛行ゾイドということで、デザインだけでなく動きもかなり力を入れて作られているように見えます。アニメ「ゾイドワイルドZERO」の中でも、帝国軍のエースライダーであるギレル中尉の専用機として登場します。アニメの中での登場シーンも多く、デザインの良さからも早くも人気ゾイドとしての貫禄を感じますね。ソニックバードの登場後はスナイプテラの存在感が少し薄くなってしまいましたが、今後も活躍させて欲しいですね。

 

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

箱のジオラマは飛行ゾイドらしく、爆撃をしつつも空中戦をしているかのようなスナイプテラが映っています。箱絵の雰囲気もカッコよくて、個人的にはかなり高得点です。

ゾイドワイルドゼロシリーズからはパーツの画像も載せていく予定でしたが、最初に移していた写真を誤って削除してしまいました。今回載せている画像は組み立てた後に取り直したものなので、アーマーパーツのみ画像になってしまいました。アーマーパーツを外すときに接合部を折ってしまったので、また追ってしまうのが心配で骨格を全てバラすのは止めました。なので、今回はアーマーパーツの画像のみです。

 

▼骨格形態の角度を変えた画像

骨格形態の画像です。アーマーパーツを付けない状態ではおかしな形に見えますね。

 

▼骨格形態の飛行形態時の角度を変えた画像

骨格形態だと飛行形態にしても飛んでいる感じがしないですね。

 

▼完全形態復元完了後の画像

翼を閉じた状態だととてもコンパクトに見えますね。ゾイドワイルドZEROの帝国ゾイドはいつも通りZ-Oバイザーがついていますね。

色々な角度からの画像です。今回も裏側の画像があります。

ツノのようなパーツはマシンブラスト時に前方に倒れて図のようになります。「センシングビジョン」というパーツで目のあたりが隠れるようになっています。ややマヌケな顔に見えますね。「センシングビジョン」で空中から熱感知して、より高い精度で敵ゾイドの存在を発見することが可能になるという設定になっています。

翼の裏についている武装が「フォースバレルガトリング」というもので、牽制射撃を行う4連ガトリングガンです。作戦に応じて装備位置を変えることができます。胴体下のタイヤのようなパーツが「ドラム型ミサイルランチャー」というもので、格納式のミサイルランチャーです。アニメ「ゾイドワイルドZERO」でも使用していた武器ですね。お部の下についている左右にある黒いパーツは「スマートボム」というもので、地上に落下させ、爆撃に使用する誘導爆弾です。

口を開くと喉奥に装備された「A-Zスナイパーライフル」がでてきます。長砲身のライフルで命中精度が高い設定になっています。「A-Zスナイパーライフル」は図のように前に引き出すことができます。アニメ「ゾイドワイルドZERO」でもよく使われていた武装だとおもいます。スナイプテラの武装はアニメの中でも色々と使われている印象ですね。

 

▼飛行形態時の画像

スナイプテラは飛行ゾイドなので、翼を開くと絵になりますね。スナイプテラは中型ゾイドですが、翼を開くとけっこう大きく見えますね。裏側の画像もあります。

翼にある盛り上がったパーツが「ジェットエンジン」です。大出力のエンジンで元来の飛行スピードの2倍以上の推進力を生みだすことができるという設定になっています。

翼を横から見た画像です。スナイプテラの翼は「カッターウイング」という名称がついていて、軽量化改造された鋭利な羽になっており、敵を切り裂くことが可能です。

「ドラム型ミサイルランチャー」の拡大画像です。設定上は武装ですが、実際に電源を入れた時にタイヤのような役割をして前進します。

ライダーコックピットとライダー搭乗時の画像です。飛行ゾイドにこの体勢で乗るのは転落しそうで恐いですね。

 

▼マシンブラスト時の画像

翼を開いて、口から「A-Zスナイパーライフル」を引き出した状態がマシンブラストです。アニメでもマシンブラストのアブソルートショットはかっこいいですよね。マシンブラスト状態への移行は手動で行うゾイドです。ゾイドワイルドZEROシリーズの帝国ゾイドはマシンブラスト状態への移行を手動で行うタイプのものが多いですね。さすがにスナイプテラは自動では無理だと思いますが、自動で移行をする帝国ゾイドも見てみたいですね。

 

▼総評

ゾイドワイルドZEROのスナイプテラは組み立てた後も楽しめるゾイドです。通常状態とマシンブラスト状態では全く見た目が異なるので、触っていて楽しいですね。初期のゾイドワイルドシリーズも組み立て後に楽しめましたが、ゾイドワイルドZEROシリーズになってからパワーアップしてますね。本家のゾイドは組み立てた後も触っていて楽しいという他のプラモデルにはないメリットを感じられる出来になっていると思います。起動した時の動きも新しくデザインされたものが多く、「今までこんな風に動くゾイドはなかった」と旧ゾイド世代も納得の出来の商品が続いています。そんなゾイドワイルドZEROの代表格ともいえるのがこのスナイプテラかなと思いました。オススメです。