古の魔弾機:ゼロファントス
[ゾウ種]
ゾイドワイルド:ゼロファントス
発売日:2020年6月27日
価格:4000円(税抜)
NUMBER:ZW43
電池:単4形乾電池1本使用
ゼロブラスト:ディゾルボム(破滅爆裂弾)
ゼロファントス
2020年6月27日にタカラトミーから発売された「ゾイドワイルド ゼロファントス」。ゾイドワイルドZEROにとっての初の古代ゾイドの発売となりましたが、今までのゾイドワイルドのゾイドとは異なり骨格とアーマーが一体となっています。見た目のデザイン雰囲気も今までのゾイドとは異なる感じで良いですね。
▼角度を変えた全体画像です。
実際に購入して組み立てると可愛らしいデザインに感じました。白色と紫色の配色のバランスも良くて、綺麗な感じのデザインです。古代ゾイドは骨格とアーマーが一体となっていますが、アマーのライン模様に綺麗に紫色が塗装されているので、骨格がない物足りなさは感じませんでした。
斜め上からの画像では背中の武装が目立ちますね。ゾイドワイルド初の「球を飛ばすギミッグ」がついているので、ゼロファントスは今後も記憶に残るゾイドになっていきそうですね。
裏側からの画像です。骨格パーツがないので、裏側から見た時のパーツの情報量は少なく感じますね。デザインをしている方が細部の情報を必要としているようなので、裏側の画像は今回も載せています。ゾイヒルズではゾイドの裏側も見れるという情報が広まれば嬉しいですね。ゾイヒルズではもともとゾイドをもっと広めたいと思って始めたということもありまして、イラストやデザインなどでゾイドを広めてくれる方の役に立っていると思うとうれしいですね。
▼商品パッケージ紹介と開封時の画像
箱のジオラマも紫色の背景で、古代ゾイドの神秘さや不気味さが伝わってくるようです。後ろには2020年8月に発売予定の超大物ゼログライジスさんが写っていますね。箱の裏側には「機体説明」「ゾイド改造計画書」「ゾイドワイルドストーリー」「ゼロブラストの画像」が載っています。特に気になったのが「ゾイド改造計画書」で、背中に大きな大砲を積んでいるのがカッコ良いですね。今のところ「ZW44 ゼログライジス」以降のゾイドの発表がないですが、「ZW45 古代ゾイド改造パーツ」みたいな感じでゼロファントスの背中の大砲も改造パーツとして発売してほしいですね。
古代ゾイドは骨格とアーマーが一緒になっていますが、パーツのボリュームは今までのゾイドワイルドZEROのゾイドと変わらないように感じました。組み立て済みパーツも2つ付属していて、力を入れてつくられている感じが良いですね。特に気になったのが一番最後の画像のグラフィティーラベルで、古代の文字が書かれているのですよね。これは発売前情報でそれほど聞かなかったので、新鮮に感じました。
▼各パーツの画像
各パーツの解説です。初めの2つの画像に写っているゾウの鼻が「パワーノーズ」というもので、重いものを持ち上げたりするのに特化しており、またセンサー機能も持っていて狙った場所にものを投げることに長けているという設定になっています。3つ目の画像に写っているのが「A-Zアンカーファング」という武装で、貫通力の高い牙で先端に返しのついた射出式アンカーとなっています。
1つ目の画像に写っている目のパーツは「アイブレイン」というもので、ゾイドコアと直結した無数の眼球が配置され広範囲視野をもつ目という設定になっています。帝国ゾイドの「Z-Oバイザー」の時とは異なり、骨格がないので中に目のパーツは入っていません。い2つ目の画像に写っている頭部の突起のようなパーツは「マインドホーン」というもので、他のゾイドを操ることができる強力な電波を発生させる器官という設定になっています。3つ目の画像に写っているゾウの耳は「イヤーシールド」というもので、物理攻撃、砲撃をはじき返すことが可能なシールド状の耳という設定になっています。
1つ目と2つ目の画像に写っているのがゼロファントスのメイン武装の「スリングボムマガジン」と「A-Zスリングボム」というもので、「A-Zスリングボム」は大型の弾体で外殻内に空洞があり、ヴェノムタンク(3つ目の画像)から強酸性の体液を注入するという設定になっています。3つ目の画像に写っているのが「ヴェノムタンク」というもので、体内に流れる機体液(バイオアシッド)を一時的に貯蓄する装置という設定になっています。
ライダーの搭乗位置はちょうどヴェノムタンクの真うしろになっています。ヴェノムタンクを攻撃されて爆発したら、ライダーはバイオアシッドまみれになってしまいそうで恐いですね。
▼ゼロブラスト時の全体画像
ゼロブラスト時の画像です。ゼロファントスはゼロブラスト状態へ手動で移行させるタイプのゾイドになっています。
ゼロブラスト状態にして「A-Zスリングボム」を飛ばしてみようと思ったのですが、「スリングボムマガジン」から「A-Zスリングボム」が自動で降りてこないので、今後試行錯誤してみようと思います。実際にゾイドが動いている動画もゾイヒルズTVを始めたので、少しずつ載せていくことができたら良いかなと考えています。
▼オメガレックスとの大きさ比較
ゼロファントスの大きさについては発売前から気になっていましたが、思っていたより大きくなかったです。ライジングライガーと同じくらいの大きさですね。オメガレックスと比べると角度や位置関係などで画像だとわかりにくいかもしれませんが、オメガレックスの方が一回り大きいですね。4つ目の画像だちオメガレックスとゼロファントスの大きさの違いがわかりやすいと思います。
▼総評
ゾイドワイルドZEROシリーズ初の古代ゾイドであるゼロファントスですが、今までのゾイドとのデザインの違いや特徴のあるギミッグになっていて購入して良かったと思いました。ただ、1つ残念なところがあるとすれば、大きさですかね。骨格とアーマーが一体になっていると情報を目にしていたので、骨格がない代わりに少し大きめになっているのかなと勝手に期待していたのですが、違ったようです。ただ、骨格がない代わりに紫色のラインが綺麗に塗装されているので、骨格とアーマーが一体になっていることへの不満などはありませんでしたね。むしろ今までと全く異なったデザインになっていて、これはアリだと思いました。今後は8月8日に発売する「ゼログライジス」の発売が待ち遠しいですね。実際に手に取ってみたら、どんな感じがするのかが今から楽しみです。
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