電撃の要塞:スティレイザー

[スティラコサウルス種]

ゾイドワイルド:スティレイザー

発売日:2019年10月26日

価格:4800円(税抜)

NUMBER:ZW32

電池:単4形乾電池1本

マシンブラスト:プラズマウォール(電撃の壁)

 

スティレイザー

2019年10月26日にタカラトミーから発売された「ゾイドワイルド スティレイザー」です。近距離電撃、中距離砲撃の遠近両用の大型ゾイドです。「トリケラドゴス」の骨格を流用して作られています。個人的には「トリケラドゴス」のアーマーカラーがいかにも子供向けっぽく見えてしまっていたので、やや渋めのデザインとカラーになったのが嬉しいですね。Z-Oバイザーがついているおかげで、トリケラドゴスとは全く違う雰囲気のゾイドに見えます。

 

▼角度を変えた全体画像です。

個人的にはもう少し重武装にして欲しかったなと思っています。背中と尻尾の部分に武装がつけれる突起があるので、改造武器セットを購入して取り付けることができるようになっているようです。

 

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

「発掘Aパック」が結構な大きさになっていました。スティレイザーはL型なので、ワイルドライガーなどのM型のゾイドと比べると大きめのパーツもありますね。ですが、それほど大きいパーツばかりでもなくM型のゾイドをつくっているような感覚で組み立てられました。キャップの色も渋くなっているのが良いですね。

 

▼骨格形態の角度を変えた画像

 

「スティレイザー」の骨格は「トリケラドゴス」の骨格と比べると、ツノパーツがなかったりツメの色が違ったりするなど見た目に結構な違いがあるように感じました。

 

▼完全形態復元完了後の画像

ライダーの搭乗位置は背中の辺りになっています。

 

フリルには「エレクトフリル」という名称がついていて、「スパークエレクトロード」(フリルについている丸い突起状のパーツで体内に蓄積された電気を出力するための電極)が多数配置されていて、マシンブラスト時に前方にせり出すという設定になっています。

 

頭部から前方に突き出している武装が「スタンホーン」で、スパークエレクトロードが密集しスタンガンと化した角となっています。スタンホーンの上側についているパーツが「A-Z 2連対空砲」で必要時に前方に倒し対空砲劇を行うという設定になっています。

 

フリルの端側についている武装が「A-Z ショートレーザーガン」で四方八方に出力が可能なレーザーガンという設定になっています。後ろ脚についているミサイルが「対地誘導ミサイル」で、敵ゾイドを追尾することが可能という設定になっています。

 

目の辺りの赤く塗装された部分は「Z-Oバイザー」でゾイドの視界を抑制し、人間が兵器として操作する為に取り付けられたバイザーという設定になっています。鼻の部分についている武装が「A-Z ガンソード」で、先端から突撃砲を発射することが可能という設定になっています。

 

▼マシンブラスト時の全体画像

マシンブラスト時の画像です。「スティレイザー」のマシンブラストのギミッグは「トリケラドゴス」と同じですが、もう少し変化があっても良かったかもしれませんね。

 

▼総評

「トリケラドゴス」を購入したことがなくて「スティレイザー」を購入した人にとっては良い商品なのかなと思いますが、既にトリケラドゴスを購入している自分にとってはやや物足りなさを感じました。「トリケラドゴス」と比べるとかなりカッコ良くなってはいるのですが、マシンブラストのギミッグが「トリケラドゴス」と同じで合ったりしていて新しさや感動が少なかったかなと思います。思い切って背中や尻尾にも武装をつけてゾイドワイルドで一番の重武装ゾイドということで売り出したりした方が、インパクトがあったかもしれません。ゾイドワイルドZEROでビーストライガーとキャノンブルが良い出来に感じていたので、もう少しインパクトのある工夫が欲しかったですね。