爆砕の武器庫:バズートル

[ワニガメ種]

ゾイドワイルド:バズートル

発売日:2019年8月24日

価格:3500円(税抜)

NUMBER:ZW28

電池:単4形乾電池1本

マシンブラスト:アヴァランチファイア(全弾発射)

 

バズートル

2019年8月24日にタカラトミーから発売された「ゾイドワイルド バズートル」のレビューです。後方援護射撃を得意とするワニガメ種の中型ゾイドです。「ゾイドワイルド ガノンタス」をベースにつくられていますが、Z-Oバイザーや装甲の色によってガノンタスとは見た目の雰囲気が結構違って見えます。

 

▼角度を変えた全体画像です。

骨格とアーマー、キャップの色のバランスが良く、兵器のようなイメージが表現できていると思います。

 

「ゾイドワイルド ガノンタス」と比べると、通常状態でも大砲が外に出ています。大砲の両隣にも大きな武装がついています。「ゾイド カノントータス」のイメージがあるせいか、カメ型のゾイドは重武装が似合うと思います。

 

今回も裏側を撮影しています。

 

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

今回のジオラマはバズートルが3機いて迫力がありますね。戦闘状態を表現できていると思います。箱の裏側には「バズートル機体説明」「ゾイド改造計画書」「ゾイドワイルドストーリー」「マシンブラスト時の画像」が載っています。「マシンブラスト時の画像」はマシンブラストの名称通り「全弾発射」していますね

 

アーマーパーツの色が兵器っぽいので、ガノンタスの時とは印象が異なりますね。

 

▼骨格形態の角度を変えた画像

骨格形態の全体画像です。頭部の上のパーツの位置を調整し忘れて変な感じに映ってしまいました。

 

ゾイドワイルドゼロではキャップの色も渋いものが多くなりました。このキャップの色でも兵器っぽさを表現できていると思います。

 

骨格形態も裏側の画像を載せました。

 

▼完全形態復元完了後の画像

ゾイドワイルドゼロの帝国ゾイドには「Z-Oバイザー」というものがついていて、ゾイドの視界を抑制し、人間が兵器として操作するために取り付けられたバイザーという設定になっています。

 

ライダーの搭乗位置は大砲の付け根の部分になっていて、アーマーと骨格の中にあります。ライダーの搭乗位置がアーマーと骨格の中にあるのはゾイドワイルドのゾイドの中では珍しいケースですね。

 

前面、側面、後面のアーマーにはそれぞれ「フロントシェル」「サイドシェル」「バックシェル」という名前がついていて、「フロントシェル」はマシンブラスト時に前方へ展開し、頭部、前脚を防御するという設定になっています。「サイドシェル」は側面を守るアーマーで、内部にミサイルポッドとローテーションミサイルを格納していてマシンブラスト時に展開されるという設定になっています。「バックシェル」は背部を守るアーマーでマシンブラスト時に展開するという設定になっています。

 

大砲の両隣にある武装が「A-Z 対空レーザー砲」で、飛行するゾイドや跳躍力の高いゾイドを追随して破壊する(有効射程距離は短い)という設定になっています。背中の大きな大砲の名前は「A-Z 680口径バズーカ砲」で、長砲身で貫通力が高い折り畳み式の大口径バズーカという設定になっています。

 

左側のサイドシェルにくっついている円形の武装は「410口径ローテーションミサイル」というもので、高速連射が可能な回転式ミサイルランチャーという設定になっています。右側のサイドシェルにくっついている武装は「410口径ミサイルポッド」というもので、8連式の追尾ミサイルポッドという設定になっています。

 

▼マシンブラスト時の全体画像

マシンブラスト時の全体画像です。マシンブラスト名「アヴァランチファイア(全弾発射)」の名の通り、全武装を前面に向けて一斉発射する状態になっています。マシンブラストへは手動で移行させるタイプのゾイドです。

 

カメ型の重武装型ゾイドということで、ありがちな設定のゾイドになっていますが、私は旧ゾイドを思い出させてくれるゾイドだと思うので高評価です。

 

▼総評

あまり目新しさを感じないゾイドでしたが、初代ゾイドワイルドのゾイドとは違いを感じさせるような配色と武装の多さで兵器という感じがして好印象です。個人的には旧ゾイドをイメージさせられるデザインで好印象もありますが、もう少しサプライズ的なポイントを入れられればなあと思ったりもしました。キャノンブルの時は砲台の動きが予想していたよりも細かく動いて好印象だったので、バズートルのマシンブラスト時の動きもあと一歩工夫が欲しかったですね。

 

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