HMMゾイド:ワイルドライガー

[猛る獅子王]

ゾイドワイルド:HMM ワイルドライガー

発売日:2020年10月31日

価格:8800円(税抜)

NUMBER:W001

ワイルドブラスト:キング・オブ・クロー

 

HMM ワイルドライガー

2020年10月31日にコトブキヤから発売された「HMM ワイルドライガー」です。ゲート処理が難しく組み立て難易度が高く感じましたが、組み立てた時のカッコ良さが圧巻の出来で今までのHMMシリーズで培ってきた技術が凝縮されているように感じました。HMMシリーズは新しくなるにつれて組み立てやすくなっていましたが、ゲート処理が必要な個所が目立つところにあったりするのが、今回の組み立て時に気になりました。

 

▼角度を変えた全体画像です。

画像で見て頂ければわかると思いますが、成型色の色分けが完璧なので塗装をする必要がないくらいにカッコ良いです。さらにアラシのフィギュアの質も高くて、アニメのシーンを見ているようです。

 

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

パッケージ画像と開封時の画像は以前の記事でも紹介させて頂きましたが、同じものです。

 

▼骨格形態の角度を変えた画像

骨格形態の色はタカラトミー版と比べると結構明るめの色になっていて、個人的に良いアレンジであると評価している箇所です。

 

▼可動域の確認の画像

「HMM ワイルドライガー」は可動域も素晴らしく、動かしていてパーツの外れやすさも感じず、本当に良い出来だと思います。特に尻尾が細かく動かせるので、尻尾での攻撃シーンも再現できそうです。

 

▼ゾイドコアの画像

ゾイドコアもついています。今までのHMMゾイドのゾイドコアと比べると赤い球体の部分が小さめになっています。また、ゾイドコアを外すときはき硬くもなく緩くもなく丁度よい感じです。

 

▼骨格形態とアーマーの画像

アーマーの取り外しもそれほど難しくなく、スムーズに行うことができるのも良いですね。特に頭部のアーマーがヘルメットみたいに被せて取り付ける感じになっているのが、新鮮で面白いです

 

▼ワイルドブラスト状態の画像

「HMM ワイルドライガー」の最大の魅力はこのワイルドブラスト状態を完全再現できるところです。おまけ程度の再現などではなく、このワイルドブラスト状態の再現度は本当に完成度が高いと思います。タテガミクローも鋭くなっていて、強力な攻撃であることも十分に表現できていますね。

 

タテガミクローの方向も自由自在に変えることができます。タテガミクローをかなり下の方にまで向けることもできます。

 

▼タカラトミー版ワイルドライガーとの比較画像

タカラトミー版と比較すると、ワイルドブラスト状態に大きな差がありますね。「HMM ワイルドライガー」は頭部を上げたままタテガミクローを展開することができるので、色々なポーズをとることができます。ただ、タカラトミー版は動くというゾイドとしての圧倒的な魅力があるので、単に見た目だけで優劣はつけられないですよね。個人的にタカラトミー版ゾイドもコトブキヤ版ゾイドもどちらも素晴らしいと思っているので、今後も両方が続いてくれればと思っています。

 

▼フィギュアと付属品・余りパーツの画像

タカラトミー版ゾイドに入っているのと同じようなデザインのデカールが入っています。アラシのフィギュアは本当に良くできていて素晴らしいです。ワイルドブラスト状態の差し替え用頭部がついています。肩のアーマーにつけることができる白いョイントパーツが4個ついています。キャップの予備が2つあるのは、タカラトミー版ゾイドワイルドと同じですね。

 

▼総評

「HMM ワイルドライガー」は今までのHMMで培った技術を結集したようなゾイドで、完成度が半端なく高いと思います。成型色だけで色分けが完璧なので、塗装なしでも十分すぎるくらいカッコ良いです。動かしていてもポロリと外れるパーツもなくて、色々なポーズをとらせやすいです。動くゾイドのタカラトミー版では表現が難しかったワイルドブラスト状態の色々なポーズも「HMM ワイルドライガー」なら、完璧に表現することができます。また、「HMM ワイルドライガー」は色々なパーツが鋭くなっているのも大きな特徴で、今までのHMMゾイドの中でもこれほど色々な部位が鋭くなっているのは珍しいですね。個人的に残念に思う点はゲート処理が難しい点と目が目立たなすぎる点くらいですね。目だけ塗装するのはアリかもしれないですね。