ゾイドワイルド スパイデス

8本の飛苦無：スパイデス

[ゴケグモ種]

ゾイドワイルド：スパイデス

発売日：2019年1月26日

価格：1200円(税抜)

NUMBER：ZW18

電池：不要(ゼンマイ式)

ワイルドブラスト：スパイダーポイズン

スパイデス

2019年1月26日にタカラトミーから発売された「ゾイドワイルドスパイデス」のレビューです。反射神経の鋭いゴケグモ種の小型ゾイドで、薄紫色のアーマーと緑色の4つの目が特徴的です。旧ゾイドでもクモ型のものがありましたが、スパイデスは過去のゾイドの中でも1番実際のクモの形に近いです。リアルに作られすぎて、少し気持ち悪い感じがしました。

▼角度を変えた全体画像です。

実際のクモの形に近いゾイドで少し気持ち悪いですが、造型としては悪くはない出来であると思います。ただ、なんとなくゾイドっぽくないような気がします。緑色の4つ目は「スキャニングアイ」というもので、立体把握に優れた4つの目で同時に4方向を見ることが可能という設定になっています。「スキャニングアイ」の下についているのが「鋏角」で、毒腺が太く通っている牙という設定になっています。横から見た時の黒く丸い部分は「スレッドウインチ」というもので、ポリューションタンクという毒タンクを内蔵しているという設定になっています。8本の脚は「ヴェノムスパイク」というもので、運動性に優れ毒腺の通った8本の脚で先端は刃物状になっておりワイルドブラスト時に敵に突き刺して体内の毒を注入するという設定になっています。

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

パッケージの画像は満月を背景にしたスパイデスが写っていて、夜に忍び寄る雰囲気がでています。裏面にはワイルドブラスト「スパイダーポイズン」の画像と解説が載っています。

▼骨格形態の角度を変えた画像

骨格形態の画像です。組み立てていて気がついたのですが、スパイデスはゾイドキャップが見える位置にないので、ゾイドっぽさがないのかもしれません。

▼ライダー搭乗時の画像

ライダーの搭乗位置は背中の辺りになっています。

▼ワイルドブラスト時の全体画像

ワイルドブラスト「スパイダーポイズン」時の画像です。スパイデスのワイルドブラスト「スパイダーポイズン」は勢いよく飛びかかり、刃物状に尖ったヴェノムスパイクと鋏角を敵ゾイドに突き刺し毒を注入するという設定になっています。

▼総評

「ゾイドワイルドスパイデス」はゾイドワイルド初のクモ型ゾイドで、実際のクモの形に近いリアルな造形が特徴的ですが、ややゾイドっぽさがなくて個人的には物足りない感じがしました。通常状態とワイルドブラスト状態の両方とも「脚を動かしながら前進する」という動きしかしないのもどこか物足りないような感じがします。個人的にもう少し工夫の欲しいゾイドに感じました。糸が飛び出すとかいうギミッグなども加えてみても面白かったかもしれません。