バーニングライガー CDW インパクトガトリングセット

[ライオン種]

ゾイドワイルド:バーニングライガー CDW インパクトガトリングセット

発売日:2020年10月24日

価格:3500円(税抜)

NUMBER:ZW47

電池:単4形乾電池1本

 

バーニングライガー CDW インパクトガトリングセット

2020年10月24日にタカラトミーから発売された「ゾイドワイルド バーニングライガー CDW インパクトガトリングセット」のレビューです。今までのゾイドワイルドのゾイドとは大きくデザインが変更になっているような印象を受けました。骨格形態がなくなり、昔のゾイドのようで退化しているのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか?

 

▼装備なし状態でのバーニングライガーの角度を変えた全体画像です。

今までのゾイドワイルドと比べるとより機械っぽいデザインに変更されています。骨格形態がなくなっておりますが、その分パーツの情報量が多くなっていて、昔のゾイドのようになっています。骨格形態がなくなって、昔のゾイドのようになって退化したという意見もありますが、こんなに簡単に組み立てられて、昔のゾイドのような細かなデザインを再現しているのであれば、これはこれで良いのでは?と思う部分もあります。

 

▼各部の画像

口は歩行時に上顎が小さく開閉します。下顎は手動で大きく開閉させることができます

 

頭部は下に下げることができます。今までのゾイドワイルドシリーズのゾイドとは異なり、コクピットがついています。コクピットは2重構造で守られています

 

尻尾も手動で上下に動かすことができます

 

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

箱と説明書のデザインも今までのゾイドワイルドとは大きく変更されていて、大人っぽい落ち着いたデザインになっています。対象年齢を上げる目的があるのかどうなのかはわかりませんが、個人的にはカッコ良くてお気に入りです。特に説明書の機体説明の部分が細かく情報が書かれていて良いですね。

 

▼インパクトガトリングの角度を変えた画像

インパクトガトリングは実際に実物をみると大きいなと思いました。

 

▼インパクトガトリング装備時の全体画像

インパクトガトリングを装備したバーニングライガーは凶暴な感じのライオンの雰囲気が凄くでていて、悪役って感じがして良いです。今までのライオン種のゾイドではなかったデザインです。背中に付けた状態のインパクトガトリングは角度や向きを変えてもちゃんと回転してくれるところが、凄いですね。回転はしなくなりますが、足にもつけることができるようになっているのも良いですね。今回、実際にバーニングライガーを手に取って見て、色々と試行錯誤して生み出されたゾイドなのだなと思いました。

 

▼総評

「ゾイドワイルド バーニングライガー CDW インパクトガトリングセット」は個人的には今後のゾイドワイルドの新しい可能性を感じさせてくれるゾイドだと思いました。細かくデザインされた1つ1つの情報量の多いパーツ組み立てやすさを維持しつつ細かく色分けされた完成品付け替えることができる動く武器など様々な要素が今までとは今までのゾイドワイルドシリーズとは異なっています。骨格形態がなくなったことで、昔のゾイドに戻ったから退化しているとの意見に対しての私なりの答えは「もう少し様子をみたい」ということです。コアドライブウェポンを動く状態で複数箇所装備できる大型ゾイドなど、色々な発想を組み合わせていけば、もっと素晴らしい商品ができると思います。また、骨格形態をもつゾイドと骨格形態のないゾイドを共存させるという発想も面白いかもしれません。「今回は骨格あるゾイドが久しぶりにでるのか」などという会話が聞こえてくるのも面白そうですね。今後も色々な発想を取り込んでくれることに期待しています