暗黒側仕様:デッド・ボーダー

[恐竜型]

メカ生体ゾイド:デッド・ボーダー

発売日:1989年3月発売

価格:2500円

NUMBER:DPZ-09

電池:単3形乾電池1本使用

 

デッド・ボーダー

1989年3月にトミー(現タカラトミー)から発売された「メカ生体ゾイド デッド・ボーダー」は暗黒大陸軍機甲部隊所属メカです。今回は中古で購入しましたが、なかなか保存状態が良く、中のパーツは未開封状態だったので、開封時の写真も豊富に取りました。1989年に発売されたゾイドですが組み立ててみると洗練されたデザインでお気に入りのゾイドになりました。パーツもつや消しを施したような感じになっているパーツや半透明のパーツ、首の後ろのゴムのチューブなど本当に1989年に発売された玩具なのかと疑うほど完成度が高いと個人的に思いました。




▼角度を変えた全体画像です。

画像を見ていただくと納得できると思いますが、独特のデザインとカラーで非常にカッコいいです。黄緑色のパーツがたまりませんね。頭部のデザインはエイリアン、首のゴムチューブはプレデターあたりの影響を受けていたんですかね。1989年のプラモデルで素組みのみ墨入れなし塗装なしでこれだけのカッコ良さなのは異常ですね。

 

斜め上からの画像だとコックピットの半透明パーツと首のゴムチューブのパーツがよく見えるので、デッド・ボーダーの良さを実感できます。

 

コックピットの真上からの画像だと銀色のパイロットが見えます。裏側の画像も載せています。最近、当サイト「ゾイヒルズ」では裏側の画像が人気です。

 

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

中古で購入しましたが、箱はかなり良い状態でした。それにしてもこの旧ゾイドの箱デザインもファンにはたまりませんね。1989年当時の玩具としてはかなりレベルが高いのではないかと思います。

 

箱を開封すると、こんな感じでパーツが詰まっています。未開封品です。本当に状態が良いものが手に入って感動しました。

 

これが旧ゾイドの動力源です。単3形乾電池1本で動くようになっています。

 

箱の中のものの画像です。よく見てみると、黒っぽい色のランナーは全て同じ黒ではなく、微妙に色が違います。ゴムキャップやゴムチューブなど旧ゾイドの魅力的な要素が満載で組み立てる前からかなりテンションが上がりまくりです。パーツが入っている袋も英語で注意書きが書いてあり、なんかカッコ良く見えました。

 

箱のサイズはゾイドワイルドと比べるとわかりやすいですかね。ゾイドワイルドの中型ゾイドと比べると、一回り大きいです。

 

▼各パーツの紹介画像

コックピットは開閉することができて、開けると銀パイロットが入っています。旧ゾイド!って感じがして良いですよね。ゴムチューブがついているためか頭部周辺の情報量が凄いです。頭部のシールドは「レーダーシールド」という名前がついていて、高性能の全方位レーダーという設定になっています。

 

デッド・ボーダーの背部に装備されているメインウェポンの「重力砲(G-カノン)」は暗黒大陸特有のでできた発行体に蓄積された強大なエネルギーを使用し、その破壊力は従来の兵器をはるかに上回るという設定になっています。

 

鋭い牙には特に名前はついていないですが、瞬発力に優れていて格闘戦も得意とするゾイドということで、噛みついたりしたら協力そうですね。口は「高圧希硝酸噴出口」になっていて、強力な酸を口からだすという設定のようです。頭部のデザインと酸を口から出すという設定はエイリアンをベースにしているのですかね。

 

エイリアン コヴェナント 1/18スケール アクションフィギュア/ゼノモーフ
 

 

首回りのゴムチューブは「フェルチューブ」という名前がついています。

 

胴体部分の全面には色々な武装がついています。ニードルガン、熱線砲、ミサイルポッド、レーザー砲、二連ビーム砲、火炎放射機など本当に色々ついています。

 

▼デッドボーダーの動き

ゾイドはやっぱり動いているところが良いですね。口を開閉しつつ、手足を動かしながら前進します。ゾイヒルズはスクロールするだけで、ゾイドを見れるサイトを目指しているので、自動再生の動画を埋め込んでいます。

 

▼アンケートはがき、シール、余りキャップの画像

アンケートはがき、シール、余ったゴムキャップの画像です。アンケートはがきの内容をよく見てください。1989年の時からこれだけ細かく情報を集めて、一生懸命やっていたんだと思うと本当に凄いと思います。良い商品にはそれだけたくさんの努力が詰まっているという訳ですね。シールは貼らなくても十分カッコ良いので貼っていませんが、シールも豊富で素晴らしいですね。ゴムキャップがいくつか余るのは昔からの伝統のようですね。

 

▼総評

とにかく感動の連発でした。今(2020年)になって、昔のプラモデルのレビューをするのは楽しいですね。レビューをしていてある意味で斬新なのではないかと思いました。今の商品を見た上で、昔の商品をレビューするとどうなるのか。って興味ありますよね。今はゾイドワイルドを中心にレビューをしておりますが、今回改めて旧ゾイドのレベルの高さを思い知った結果になりました。コックピットの形状や口から酸を吐いたりする設定などはエイリアンみたいで、その時代で流行ったものの影響を受けていることは勉強になりました。自分は旧ゾイドというと大型ゾイドばかりに目がいっていましたが、中型ゾイドの完成度も高く、よく考えてつくられているデザインだと思いました。

今後も旧ゾイドのレビューは続けていこうと思いました。今、アニメ「ゾイドワイルドZERO」の人気がでてきていていますが、旧ゾイドもサイトに載せることで、親子で一緒に見ていただけるサイトに成長できれば楽しいかなとも考えています。

話が脱線しまくりましたが、以上で「メカ生体ゾイド デッド・ボーダー」のレビューを終了します。

 

ZOIDS/メカ生体ゾイド デッド・ボーダー DPZ-09 恐竜型