暗黒の尖兵:キルサイス
[カマキリ種]
ゾイドワイルド:キルサイス
発売日:2020年5月23日
価格:1500円(税抜)
NUMBER:ZW42
電池:不要(ゼンマイ式)
マシンブラスト:キルクラッシュ
キルサイス
2020年5月23日にタカラトミーから発売されたゾイドワイルドシリーズの「ゾイドワイルド キルサイス」は接近戦を得意とするカマキリ種のゾイドです。単体での攻撃力が低いが、集団で攻撃されると大型ゾイドの脅威にもなるアーミータイプの機体です。アニメ「ゾイドワイルドZERO」のなかでも、集団で登場していました。
▼角度を変えた全体画像です。
キルサイスの第一印象は気持ち悪いです。でも気持ち悪さを感じるということは良くできているということにもなりますね。目のところについているZ-Oバイザーが気持ち悪いと思うかもしれませんが、外すともっと気持ち悪く感じました。なのでZ-Oバイザーを外した時の画像は撮っていません(笑)。アニメ「ゾイドワイルドZERO」でみた時には中型くらいのサイズなのかなと勝手に思っていましたが、クワガノスなどと同じゼンマイ式のゾイドなので、小型ゾイドです。
最近になってから、ゾイドの裏側も写真に撮っていたので、キルサイスの裏側の画像もとらなければいけないなということで、気持ち悪いと思いながらも写真を撮りました。ですがこの辺りの写真を撮っているうちに気持ち悪さにも慣れてきました。
▼商品パッケージ紹介と開封時の画像
箱が小さいためかキルサイスがパッケージの表面に大きく写っています。集団で攻撃するアーミータイプのゾイドということで、背景にもたくさんのゾイドが映っていますね。裏面には機体説明とゾイド改造計画書、ゾイドワイルドストーリーなどが載っています。私が気になったのがゾイド改造計画書の画像で、ジャイアントサイス装備仕様と書いてありますが、大きくてとても迫力のある装備に見えました。「ゾイドワイルドZERO」では改造パーツがたくさん発売されているので、ジャイアントサイスも発売して欲しいですね。もし発売されなくてもゾイドの種類ってたくさんありますから、流用できそうな装備があるかもしれませんね。ブレードライガーのブレードとジェノブレイカーのシールドについているアームでも組み合わせればできそうですかね。
しばらく小型ゾイドが発売されていなかったので箱が小さく見えましたが、箱を開封すると細かいパーツがぎっしりと詰まっています。ゾイドワイルドって、他のプラモデルシリーズと比べて箱が小さく感じますが、他のプラモデルではランナーからパーツをカットしてつくるので、余分なものが入っているのです。ゾイドワイルドシリーズは必要なもの以外は入っていないので、中身が凝縮されているといっても過言ではないでしょう。ゾイドワイルドシリーズの余りパーツはいつもキャップ2つなので、余りというよりも予備としてつけている気がしますね。Z-Oバイザーを外すと気持ち悪いことを先ほど書かせていただきましたが、その原因となっているパーツが6番目の画像の袋に入ったままになっているパーツです。
▼骨格形態の角度を変えた画像
胴体部分に関してはアーマーパーツをつける前の方が昆虫っぽさが伝わってきますね。特に尾部にあるタイムボムですが、細かく作られすぎて気持ち悪さ満点の出来となっています。
気持ち悪いと何度も書いてしまいましたが、ゾイド自体の完成度は高いと思います。全体のバランスも良いです。骨格もカマキリ種ということで、完全に新規の骨格となっています。
▼完全形態復元完了後の画像
「Z-Oバイザー」をアップで撮ってみました。正面から写真を撮ると、見られているような気分になるほど良くできています。頭についている触角は「ツインレーダーアンテナ」というもので、隊長機の指令を瞬時に受け取り行動に移す集団行動に必要不可欠な専用アンテナという設定になっています。
腕のカマは「電磁サイス」というもので、大型ゾイドに纏わりついてアーマーを攻撃するカマという設定になっています。キルサイスのメインウェポンの1つです。
ライダーのコックピットは背中についています。
尾部にある気持ち悪いパーツは「タイムボム」というもので、瀕死になると落とす時限式爆弾であり一度張り付くと取れないという設定になっています。
翅の横についている3本の突起のあるパーツは「スモークディスチャージャー」で煙幕を発生させ敵機の視界をさえぎるという設定になっています。これがついているゾイドって結構多いですよね。
羽は「シールドウィング」というもので、敵の銃撃を防ぐシールドにもなる翅で軽量で強度があるという設定になっています。翅の横についているギザギザのパーツは「チェーンソーナイフ」というもので、マシンブラスト時に翅の下から現れるチェーンソーの組み込まれた大型のナイフという設定になっています。
▼マシンブラスト時の全体画像
マシンブラスト時の画像です。翅を開いて「チェーンソーナイフ」を前面にだすと結構雰囲気が変わりますね。マシンブラストは手動で移行するタイプのゾイドです。マシンブラストでは「電磁サイス」と「チェーンソーナイフ」で敵の装甲を切り裂いてボロボロにしてしまうという設定になっています。
キルサイスは小型ゾイドですが「電磁サイス」と「チェーンソーナイフ」、「タイムボム」など強力な武装をもっています。アニメ「ゾイドワイルドZERO」では翅を開いて飛んでいるシーンが多かったので、「チェーンソーナイフ」を閉じて翅だけ開いている写真も撮った方が良いかなと思いましたが、写真の数が盛りだくさんになりそうなので、今回は止めました。そのうち追記で追加するかもしれません。
▼総評
「ゾイドワイルド キルサイス」は小型ゾイドながらも、良くできているゾイドだと思いました。昆虫型ゾイドなのでどうしても好みがわかれてしまうかもしれませんが、これだけリアルにつくられた昆虫ゾイドはゾイド史上初かもしれません。そういう意味ではインパクトのあるゾイドかもしれません。気持ち悪いことを前面に押し出しても、それで有名になる可能性もありますよね。ゾイドワイルドゼロでは新しいデザインや動きを取り入れているので、このキリサイスもそういう延長線上なのかもしれません。新しいことに挑戦するゾイドワイルドゼロに今後も期待していきたいですね。アニメ「ゾイドワイルドZERO」ではキルサイスは真帝国のゾイドとしてオメガレックスと一緒に登場します。アーマーとキャップの色がオメガレックスと同じなので、キルサイスとオメガレックスと並べて写真をとってみようかなと思っています。価格もネットショップでは1300円くらいで売っているので、複数体並べてみても面白いかもしれませんね。
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