金色の武装獅子王:ライジングライガー
[ライオン種]
ゾイドワイルド:ライジングライガー
発売日:2020年1月25日
価格:4000円(税抜)
NUMBER:ZW36
電池:単4形乾電池1本使用
エヴォブラスト:第1段階 ライジングガンスラッシュ、第2段階 ライジングバーストブレイク
ライジングライガー
2020年1月25日にタカラトミーから発売されたゾイドワイルドシリーズの「ゾイドワイルド ライジングライガー」はビーストライガーを武装強化したライオン種のゾイドです。金色の装甲が特徴的でとてもかっこいいです。アニメ「ゾイドワイルドZERO」では主人公機として大活躍していますね。「ドライパンサー」を倒したり、「ジェノスピノ」にとどめをさしたり、「オメガレックス」にグラビティカノン」で沈めたりなど印象に残っているシーンがいくつもあります。
▼角度を変えた全体画像です。
金色の装甲は金メッキや安っぽい黄土色ではなく、つや消しがかかったような金色で高級感があり、いいですね。金色の装甲パーツはパーツ同士で傷がつかないように1つ1つのパーツが分けてビニールに入っていました。こういうタカラトミーさんの気遣いは素晴らしいですね。売りっぱなしではなく、購入後も楽しんでもらえるようにという気持ちが伝わってくるようです。購入前は金色のパーツばかりに目がいってしまいがちですが、濃い赤色パーツもアクセントになっていて、とても良い感じですね。
上側の武装が格納されているパーツは金色ではなく黄土色ですが、このパーツは無理に金色にする必要はないと思いますので、個人的には問題ないように感じました。あくまで金色の装甲ということで装甲のみ金色であれば問題ないと思います。
ゾイヒルズで好評の裏側の画像です。いつも使っている乾電池が赤色と金色のデザインですが、ライジングライガーも赤色と金色を基調としたデザインなので合っていて良いですね。ゾイドワイルドシリーズでは電池が入っているのがわかるように、メカユニットのフタが半透明になっているので、電池のデザインもゾイドの色に合わせるとカッコいいかもしれないですね。まあ、裏返して飾る人はいないと思うので、そこまではしなくても良いですね(笑)
▼商品パッケージ紹介と開封時の画像
廃墟のようなところを駆けていく「ライジングライガー」が写っています。墨入れ塗装をされたライジングライガー写っていて超かっこいいです。私は実際に店頭でライジングライガーのパッケージが並んでいるのをみたのですが、普通に欲しくなりましたね。他のゾイドと比べても目立っている感じがしました。
箱を開けるとぎっしりパーツが詰まっている感じがして良いですね。上の方でも書かせて頂きましたが、金色の装甲パーツはパーツ同士で傷がつかないように1つ1つが別々に分けられてビニールに入っています。素晴らしい配慮です。ランナーの時は固定されていますが、パーツが切り離してある状態のゾイドワイルドシリーズの問題も既に解決しているところが良いですね。
▼骨格形態の角度を変えた画像
骨格は「ワイルドライガー」や「ビーストライガー」と同じタイプになります。アーマーをつけると全く雰囲気が異なるので、購入しても損はないかなと私は思っています。
ライジングライガーのキャップが灰色が採用されていますが、このキャップの灰色も個人的にはベストな選択だと思います。キャップの色が明るめで目立ちすぎる色だと、せっかくの金色アーマーの美しさが半減してしまうとおもうので、灰色で良かったです。
▼完全形態復元完了後の画像
頭部のデザインは「ビーストライガー」の時よりも鋭さがなくなっていますが、金色のカラーに合っているデザインだと思うので、個人的には良いと思います。ライダーが首のあたりに乗るのはいつものライオン種ゾイドと特に変わらないです。
背部のパーツには「A-Z機関砲」がついていて、人工的に作られた機関砲で小型ゾイドを一掃するという設定になっています。「A-Z機関砲」はエヴォブラスト時に前後に動きます。もう片側には「インパクトリボルバー」がついていて、エヴォブラスト時に回転します。この回転するギミッグは個人的にお気に入りです。「インパクトリボルバー」はA-Zタテガミブレード使用時に爆発力を与える弾倉という設定になっています。
爪は「ライジングクロー」という名前で、装甲のついた破壊力のある爪という設定になっています。尾部の赤いパーツは「ヘビーテイル」というもので、思い上半身とのバランスを保つため重いアーマーが付けられていて、物理攻撃も行うという設定になっています。
金色のアーマーは「ライジングアーマー」という名称で、光学兵器を防ぐ特殊コーティングが施された金色の装甲という設定になっています。アーマーについている赤いフィンは「高性能放熱フィン」という名称で、体内にたまった熱を瞬時に放出するという設定になっています。
▼マシンブラスト時の全体画像
エヴォブラスト時の画像です。エヴォブラストへ自動で移行するタイプのゾイドです。歩行しながら、段階的に頭が下がり、上のブレードが展開する動きになっています。ブレードの展開は2段階になっていて、最初は「A-Zタテガミショット」が展開し、次に「A-Zタテガミブレード」が展開します。
「A-Zタテガミショット」は遠距離の敵に有効なライフルという設定になっています。「A-Zタテガミブレード」はタテガミブレードの性能をもとに人工的に作られた長剣でリボルバーの爆発力で切れ味が抜群になるという設定になっています。
ライジングライガーの動きは「A-Zタテガミショット」が展開し、次に「A-Zタテガミブレード」にします。「リボルバー」の回転と「A-Z機関砲」の前後の動きも加わって、見ているだけで楽しくなります。
▼総評
「ゾイドワイルド ライジングライガー」はデザインとギミッグの両方ともが完成度の高い仕上がりになっており、購入しても損はない仕上がりになっているかと思います。ただ、ゾイドワイルドがはじまってから、ライオン種ゾイドが数体と同じ骨格を流用したファングタイガーなども既に発売しているので、既に数体購入している方にとっては「またライオン種か」と思う方がいるかもしれません。そういう部分を除いて、この商品を純粋に評価するのであれば個人的には満点をあげたい商品です。
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