HMMゾイド:コマンドウルフ アーバイン仕様

発売日:2009年6月

価格:4300円(税抜)

NUMBER:002

コマンドウルフ アーバイン仕様はアニメ「ゾイド」(1999年~2000年、MBS系全67話放送)に登場するゾイドである。コマンドウルフはオオカミ型のゾイドで同時期に開発されたシールドライガーに比べてパワーは劣るが、小回りがきき、扱いやすいゾイドである。アニメ「ゾイド」でアーバイン専用のゾイドとして登場する。アーバインは一介のゾイド乗りであり賞金稼ぎであるにも関わらず、その確かな腕で敵に立ち向かう姿はファンの心をつかんでいる。帝国の黒い稲妻と呼ばれるライトニングサイクスがテスト中に事故を起こし、メモリーバンクを損傷したためこのコマンドウルフのメモリーバンクを移植していることからも「コマンドウルフ アーバイン仕様」は重要なゾイドといえる。アニメの中では最終的にジェノブレイカーに破壊されてしまうが、敵の引き立て役としても見せ場があったゾイドでもある。

「HMM ジェノブレイカー」のエクスブレイカーで挟まれている写真も撮ってそのうちアップしようと考えています。コトブキヤから発売されているHMMゾイドも種類が増えてきたので、アニメのシーンを再現していきたいですね。

 

HMM コマンドウルフ アーバイン仕様

コトブキヤから2009年6月に発売された「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」。前足の肩部分の茶色いパーツと背中のロングレンジライフルが特徴的です。アニメでも大活躍した機体だけにコマンドウルフはアーバイン仕様が一番欲しい人も多いでしょう。2012年4月に再販された後はなかなか再販がされず高額になっておりましたが、2015年5月に「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様 リパッケージ版」として再販されました。再販後も品切れになることが多く、プレミア価格になりやすいので再販直後に購入するのがオススメです。「HMM シールドライガー バン仕様」をもっているとどうしてもセットで「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様 」も欲しくなってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

 

▼角度を変えた全体画像

「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」は「HMM コマンドウルフ」に比べて前足の肩部分の茶色いパーツと背中のロングレンジライフルが特徴的ですが、それ以外は「HMM コマンドウルフ」変わらないです。

 

▼頭部の解説

まずは頭部からの解説です。コックピットは開閉が可能で、開くと「アーバイン」が座っています。「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」はアーバインのフィギュアがついてくるのが魅力的ですね。

口も開閉が可能です。牙は「エレクトロン・バイト・ファング」という名前がついています。アニメでは噛みついて攻撃をしている印象は薄いですね。

 

▼武装の解説

ツメは「ストライククロー」という名前がついています。背中には「ロングレンジライフル」が装備されています。後ろ側のパイプのようなものは「スモークディスチャージャー」というものです。

 

▼ゾイドコア

ゾイドコアは胸部についていて、首を上に上げると、正方形のフタのようなものがあり、開くとゾイドコアを引き出して取り出すことが可能です。HMMゾイドの中にはゾイドコアが取り出しにくいものも多いが、「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」は非常に取り出しやすくなっているように感じました。

 

▼代替武装

背中パーツには「ロングレンジライフル」の代わりに「50mm対ゾイド2連ビーム砲座」を取り付けることが可能です。ただし、組み立て時に共通パーツがある為、どちらかを選択して組み立てた後は付け替えにくいです。「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」を購入される方はロングレンジライフルを選択して組み立てる方がほとんどだと思いますので、こちらのパーツを取り付ける方は少ないと思います。

 

▼可動域を活かしたポーズ

「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」は初期に発売された「HMM コマンドウルフ」をもとにしている為、ギミックは少ないですが、それなりに可動域が広いのでポーズを決めることができます。つくりがシンプルな為、パーツがポロリしにくくて動かしやすいです。アニメ「ゾイド」で活躍したシーンを再現することも可能です。

 

▼商品パッケージと説明書

箱絵と説明書です。説明書は22ページあります。このほかに「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」にはアーバインのフィギュアがついてきます。マーシー・ラビット氏の書下ろしパッケージはコマンドウルフ アーバイン仕様が描かれています。背景には「グスタフ ムンベイ仕様」が「シールドライガー バン仕様」をけん引する様子が描かれています。「シールドライガー バン仕様」はHMMで発売されていますが、「グスタフ ムンベイ仕様」はHMMで発売されていません。ただ、個人的に「グスタフ ムンベイ仕様」はHMMで発売しても可動域の少なそうなゾイドなのでタカラトミー版の動くゾイドの方が良いのではないかと思います。ゾイドシリーズのヒロインはフィギュアも発売されていたりします。


 

▼リパッケージ版が2015年5月に発売

2015年5月に「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様 リパッケージ版」が発売されていますが、新規のマーシー・ラビット氏”書き下ろしパッケージとHMMに使用可能な“汎用デカール”が付属している点が「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」と異なるようです。サンプル画像ですが新規のマーシーラビット氏の書下ろしパッケージは下の画像です。

 

▼HMM コマンドウルフ アーバイン仕様の発売と今までの再販日

・2009年6月 発売

・2012年4月 再販

・2015年5月 リパッケージ版として再販(汎用デカールも付属)

 

▼アニメの中でのコマンドウルフ アーバイン仕様

アニメの中でアーバインは「コマンドウルフ アーバイン仕様」のことを「やたらと気性があらくてなあ、こいつ。初めのころ、俺も随分と手を焼いたもんだぞ。でもよ、似た者の同士っつうか、そのうち妙にウマがあってな。」「俺が時々他のゾイドに乗ったりするとよ、しばらくご機嫌斜めでな。「俺がお前の最期を看取ってやる」などと語っています。アーバインにとっては相当思い入れの強いゾイドであることがわかります。メモリーバンクをアーバインのコマンドウルフからライトニングサイクスに移植するアニメ48話のシーンは名シーンなので、アニメを見ていない方は一度アニメをみることをオススメします。「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」と「HMM ライトニングサイクス アーバイン仕様」の両方が欲しくなるでしょう。


 

以上、コトブキヤから発売された「HMM コマンドウルフ アーバイン仕様」のレビューでした。