猛撃の重戦車:キャノンブル

[バッファロー種]

ゾイドワイルド:キャノンブル

発売:2019年7月27日

価格:3500円(税抜)

NUMBER:ZW26

電池:単4形乾電池1本使用

マシンブラスト:ナインバーストキャノン(9連装徹甲弾)

 

キャノンブル

2019年7月27日にタカラトミーから発売されたゾイドワイルドシリーズの「ゾイドワイルド キャノンブル」は中距離砲撃用に改造されたバッファロー種の中型ゾイドです。マシンブラストすると9連キャノン砲を左右、中央、のそれぞれの砲口から交互に発射する動きをします。この砲撃の動きは過去のゾイドにも例がなかったと思います。動かすととても可愛らしくも見えるので、お気に入りゾイドになりました。

 

▼角度を変えた全体画像です。

初期のゾイドワイルドのゾイドと比べて装甲が兵器のようなデザインになっており、旧ゾイドに近いようなデザインだと感じました。特に足のアーマーのデザインが旧ゾイドっぽいですね。

 

斜め上からと裏側の画像です。他のゾイドサイトでは裏側の画像が見れるサイトが少ないので載せてみました。見たい人がいるかわかりませんが、ゾイドの全てをみることができるサイトを目指しているので、色々な試みをやっていきます。

 

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

キャノンブルは中距離砲撃用ゾイドということで箱のジオラマも燃え上がる戦場となっています。キャノンブルはミリタリーカラーのゾイドなので、戦場のジオラマが絵になりますね。箱の裏の裏には機体説明やゾイド改造計画書、ゾイドワイルドストーリーなどがあり、初期のゾイドワイルドシリーズよりも年齢層が上のターゲットにつくられている感じがします。

 

箱からを開けると初期のゾイドワイルドシリーズと同じく、発掘をイメージしたつくりの中箱がでてきます。

 

今回は組み立て前のパーツも写真に撮ってみました。ゾイドの全てを見たい人向けのページを目指しているので、新しい試みとして導入してみました。ゾイドワールドゼロシリーズはランナーが全てカットされているので組み立てやすくなっています。このあたりは初期のゾイドワイルドシリーズの良いところがそのまま受け継がれていますね。

 

▼骨格形態の角度を変えた画像

キャノンブルの骨格は初期のゾイドワイルドシリーズのものを流用したものではなく新規のものですね。ビーストライガー、スティレイザー、バズートルの骨格が既にあるゾイドを流用したものだったので、ゾイドワイルドゼロでは新しい骨格のゾイドがでるのかが不安でしたが、そういった不安は全くなくなりました。

 

▼完全形態復元完了後の画像

組み立ててみると、デザインのバランスがとれているゾイドという印象を受けました。パーツの配色などもバランスがとれていて良いですね。キャノンブルの特徴の1つである大きなツノは「超硬角」といわれるもので、鉄よりも硬いという設定になっています。ゾイドワイルドゼロの帝国ゾイドの特徴として目のパーツの位置のアーマーに「Z-Oバイザー」という人間が兵器として操作する為に取り付けられたバイザーがついています。

 

胴体部分のしたには「3連ミサイルボッド」という武器がついています。3連の自動追尾ミサイルを発射させる装置のようです。上の画像の足の部位には「ヘヴィイスパイク」というパーツがついています。

 

キャノンブルの最大の武器である「9連キャノン砲」は使用しない時は隠れている状態になっています。フタのようなパーツがついており、それを開くことによって「9連キャノン砲」が出現します。自動でマシンブラストするタイプのゾイドではなく、手動で行うタイプのゾイドです。マシンブラストすると「9連キャノン砲」が図の茶色いキャノン砲が左1列、中央1列、右1列の順に伸縮します

 

 

ライダーの操縦席の画像です。キャノンブルはマシンブラストすると、フタのようなパーツが上の図の位置に固定されてます。このパーツは「ブレッドシールド」というもので、敵の銃弾などの攻撃からライダーを守る硬質のシールドという設定になっています。

 

尻尾も武器になっていて「シュレッドテイル」と名称がついており、背後の敵を切り裂く刃物状の尾という設定になっています。タカラトミーでは対象年齢に合わせて安全を配慮して作られていると思いますが、その範囲内でできるだけ鋭くつくられています。

 

▼マシンブラスト時の全体画像

マシンブラスト時の画像です。マシンブラストへの移行は自動ではなく手動で行うタイプのゾイドです。「9連キャノン砲」がでている状態だと、旧ゾイドの「ディバイソン」を思い出しますね。

 

▼総評

ゾイドワイルドゼロの第2弾ゾイドとなった「キャノンブル」ですが、デザインのバランスがとれていて、実際に手に取ってみると質感の良さが伝わってきます。マシンブラスト時に「9連キャノン砲」が動くのも過去のゾイドにはなかった動きです。動作の部分も過去ゾイドの流用ではなく新規のものを取り入れてきているので、タカラトミーがゾイドに力を入れているのが伝わってきます。価格も定価だと税込みで3850円ですが、実際には2500円前後で売られていたりします。私は2020年2月くらいになぜか値下がりしまくっていて1780円で購入したのですが、実際にこの出来なら2500円くらいだしても良いと思いました。以上、「ゾイドワイルド キャノンブル」のレビューでした。