蒙古襲来:セイバータイガー

[タイガー型]

マスターピース:セイバータイガー

発売日:2016年8月

価格:13000円(税抜)

NUMBER:MPZ-02

電池:単4乾電池2本

 

マスターピース シールドライガー

2016年8月にタカラトミーから発売された「マスターピース セイバータイガー」のレビューです。「マスターピース シールドライガー」に続くマスターピースゾイド第2弾となった機体ですが、「マスターピース シールドライガー」の咆哮アクションの時にタテガミが引っかかる欠点はセイバータイガーの構造上解消されているので、咆哮時のアクションが大きくなるのように変更されています。モーター部分の形がわかってしまうような胴体の長方形な感じは「マスターピース シールドライガー」のモーターを流用しているのでそのままです(短期間で発売されたのでこれは仕方ないかも)。動きのパターンもシールドライガーの「鼓動」→「歩行」→「咆哮」から「鼓動」→「咆哮」→「歩行」に変更されていたりするなど細かな点も変更されています。

 

▼角度を変えた全体画像です。

「マスターピース シールドライガー」と同じ動力部を流用しているのでやや胴長な感じは残ってしまっています。ただ、見た目の欠点は本当に胴長に見えることくらいで、それ以外は脚部にクリアパーツをさりげなく採用していたり、装甲も光沢があり、これ以上にないくらい上手にアレンジが加えられていて、個人的に高評価です。

 

▼商品パッケージ紹介と開封時の画像

パッケージは高級感を感じられるつくりになっていて、とてもカッコ良いです。説明書も昔のゾイドと比べるとフルカラーの表紙になっていて良いですね。説明書の13~14ページのコンセプトなどが書かれているページがカッコ良いですね。

 

▼各部パーツの画像

コックピットは真上に少し引き出してから、前に倒して開ける構造になっています。頭部のパーツは「ノーマルフェイス」と「グラウルフェイス」という2種類のパーツから選択して取り付けることになっています。今回は「ノーマルフェイス」で組み立てたので、「ノーマルフェイス」の画像のみ掲載しています。「グラウルフェイス」の使わなかったパーツは「余りパーツ」の画像に掲載されています。パイロットは銀メッキパイロットでした。

 

「マスターピース セイバータイガー」は「マスターピース シールドライガー」のように武装展開のギミッグなどがついておりませんが、これはもとになっているセイバータイガーそのものの特徴なので、特に問題はないかなと思います。武装もカッコ良くアレンジされており、個人的に「マスターピース シールドライガー」よりも個人的には好みですね。

 

▼台座の画像

台座もついていて、飾れるようになっています。台座の裏には組み立てに使ったキャップレンチを収納できるようになっています。このような細かな工夫は良いですね。

 

▼MP シールドライガーの動き

前回の「MP シールドライガー」のレビューの時から、動画も載せるようにしました。「MP セイバータイガー」は咆哮の時に頭の振りが「MP シールドライガー」よりも大きくなっているので、迫力がありますね。

 

▼余りパーツの画像

余りパーツはキャップの他にいくつかありました。「MP シールドライガー」から流用しているランナーの余りパーツですね。頭部のパーツは「ノーマルフェイス」を使って組み立てたので「グラウルフェイス」は余りパーツのところに載せさせて頂きました。

 

▼総評

前作の「MPシールドライガー」と同じ動力部を流用していますが、装甲が光沢のある仕上がりになっていたり、脚部にクリアパーツが採用されていたり、頭部の動きが大きくなっていたりなど「MP シールドライガー」とは異なる良さを感じられたのは個人的に高評価です。前回から数か月しか経っていない状態での発売なので、やや胴長に見える動力部は解消されていませんでしたが、これはもう仕方ないと思います。個人的には「MP シールドライガー」よりも完成度が高いと思っていますので、続けて他のゾイドも発売して欲しいと思っていたのですが、全く発売されないですね。

「MP シールドライガー」のレビューでも書きましたが、マスターピースシリーズが何年かおきに1つのペースでも良いので、続いてほしいなと思っています。色々な動きの動物がでてきた方がゾイドの良さが伝わると思います。昔も試行錯誤して色々と新しい発想で面白い動きを見せてくれたゾイドがマスターピースでも復活することを期待しています。